熟年期セックスの挿入は、激しさよりも密着感を重視

オーラルを得意とするNAGASAKIが夜を充実させる方法を伝授

熟年期セックスの挿入は、激しさよりも密着感を重視

加齢によって性交痛が始まったり、ペニスが勃たなくなったり、身体が思うようにならないという以前に、セックスに対する欲望そのものを感じないと悩む人がいます。年とともに性欲が薄れるのは、自然なことですが、このことが原因でパートナーの誘いを半永久的に受け入れる気になれず、ふたりの関係に悪影響を及ぼすということもあるでしょう。自分に言い聞かせ、気持ちを奮い立たせてがんばったところで、欲求はわき上がってはきません。

性欲の減退は、精神的な問題ではなく、ホルモン、特にテストステロン値の低下による現象だからです。これに対するテストステロン補充療法は、日本においてはまだ一般的ではありません。しかし、効果が期待できるので、いずれ国内でも広く利用できるようになることを期待したいと思います。欧米では、注射以外にも、パッチやジェルで補充する方法が採用されています。

女性の場合は、更年期にともなって性欲が衰えるケースと、増進するケースに二分されるようです。月経前に性欲が高まる場合と低まる場合があるのと同様に、熟年期の性欲についても、同じ現象が起きます。閉経を機に、女性ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンはともに分泌量が激減しますが、テストステロンは男性と同じく、年齢にしたがって少しずつ減っていくにすぎません。結果的に、テストステロンの占める比率が増えるため、性欲がアップするとされています。

しかし、それまでセックスにさほど関心を持ってこなかった女性が、ホルモン分泌量に変化が生じるとはいえ、突然セックスを好きになるわけではありません。熟年になっても性欲が衰えない人は、セックスが素敵な行為だとすでに知っている人です。肌と肌を重ねあわせるコミュニケーションの醍醐味を知っているからこそ、「いつまでもセックスをしたい」と感じるのです。熟年期の性欲は、生理現象ではなく経験値に左右されるものと考えたほうが妥当でしょう。

このように、医療の力を借りて心身のケアをしながらセックスライフを継続していくことは可能ですが、それと同時に、セックスに対する考え方を変えることも大切です。

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