目指すはオーガズム！クリトリスを愛撫するときの極意②

クリトリスは潤いが大好き。彼女を焦らして、愛液を利用する

クリトリスの先端とご対面できたら、慎重のレバーをもう一段階上げてください。陰核亀頭の先端は、いきなり強く触られるのを嫌いますが、乾いた摩擦もNGです。指先を唾液で湿らせたり、ローションを使ったり、方法はいくつかありますが、ここでは彼女自身から出る愛液を利用する方法を紹介します。彼女を焦らして、快感を高める効果もあるため一石二鳥です。

クリトリスに直接触る前に、小陰唇の内側の溝に、指を這わせます。小陰唇は男性にとっての陰嚢に当たるといわれますが、ここ自体に性感はありません。しかし、ここを繰り返し往復してなぞることで、クリトリスの根元から脚の部分までが揺さぶられ、じわじわと快感が広がっていきます。ゴシゴシ擦るのではなく、マッサージをしてやさしくほぐすようなイメージです。包皮を剥く前の準備運動だと考えてください。陰核亀頭を強くつまみすぎないよう、力加減には神経を使いましょう。

そうして彼女が濡れてきたら指でそっと愛液をすくい、陰核亀頭にまぶすようにして触ります。先端はもう、触られるのを待っています。その期待に応え、愛情をこめてソフトに愛撫しましょう。

クリトリス愛撫の仕上げは指で！どれだけソフトにタッチできるかが鍵

クリトリス愛撫の真打ちは、やはり指先でしょう。繊細かつ多彩な動きで、彼女をオーガズムへと導きます。「イカせる」というと、男性は指でゴシゴシ擦ったり、激しくピストンをしたりといった愛撫に走りやすいですが、これは乱暴すぎます。女性に確実に効くのは、驚くほどのソフトタッチです。クリトリスをぐにぐにと押しつぶすように触れていては、女性がイクことは永遠にありません。

スマートフォンなどのタッチパネルを操作するとき、モニターにぐっと指を押し付けても、反応しないことがあります。チョンと軽く触れたほうが感知されやすいですよね。クリトリスをノックするときは、この力加減を思い出してください。指の腹で軽くタッチすれば、クリトリスは見る間に感じ始めます。同じく指の腹をそっと当てて、くるくるとこね回すのも女性が悦ぶ方法です。このときは、パソコン用マウスのトラックボールを操作するイメージで、「押し付ける」のではなく「そっと転がす」のが、ほどよい加減です。

リズムをころころ変えてはいけません。名曲『大きな古時計』を頭の中で流し、「おおきなのっぽのふるどけい」のテンポを淡々と守ってください。特に彼女がイキそうになったら要注意！あなたの気持ちがはやって、急にテンポを速めたり、力をこめたりすると、女性のオーガズム感は萎みます。

マスターベーションであなたがイキそうなときのことを思い出してください。気持ちよくなったら、そのリズムを崩さずに射精まで駆け抜けますよね。女性も同じです。あなた自身は平静を保って、彼女のオーガズムをアシストしましよう。