目指すはオーガズム！クリトリスを愛撫するときの極意①

女性がイキやすいクリトリス。正体を知ることから、攻略が始まります

女性をイカせたいと思っている男性のみなさん。その願望は、クリトリスで叶えてください。手順を間違えなければ、確実にオーガズムに導けます。ここには、男性の亀頭と同じ数の神経終末が集中しています。豆粒のようなごく小さな器官に、神経が凝縮しているのですから、とても敏感です。感じてくると充血して勃起する様子もペニスそっくりです。クリトリスで外に露出している部分は「陰核亀頭」です。

その陰核亀頭から4本の脚が伸び、膣に巻き付いています。陰核亀頭が充血すると、この脚も勃起します。快感によって血流がよくなり、クリトリス全体がぼってりしたら、彼女が高まっている証拠です。セックスのとき、彼女はクリトリスのオーガズムを待っています。マスターベーションでも膣には触れず、クリトリスへの刺激で満足する人が多いだけあって、女性たちはここで得られる快感が大好き。イクことを覚えている女性も多く、オーガズムへの難易度はそれほど高くありません。

クリトリスがイクときの感覚も、ペニスと似ています。0.8秒間隔で血管が脈打ち、性器全体に甘くしびれるような強い快感が走ります。このオーガズムで女性が満足したからといって、膣での快感が薄れることはありません。むしろ入り口の筋肉が収縮し、膣がギュッと締め付けられるため、ペニスを挿入したときの性感が、さらに高まります。いわゆる締まりのいい。状態になるため、入れる側の男性も気持ちいいでしょう。双方とも快感があるとなれば、これを試さない手はありません。挿入の前にクリトリスをイカせることを、前戯の最終目標にしてほしいと思います。

クリトリス愛撫は、スタートが肝心。包皮を剥くときは廩重すぎるほど丁寧に

クリトリスはとても「奥ゆかしい」器官。包皮という名の服をしっかり着込んでいます。神経がギュッと集まっていて、ふだんから露出していると、刺激が強すぎるからです。構造や快感の仕組みがペニスに似ているため、勘違いしている男性が多いのですが、いきなり指でこの包皮を剥くのはやめて！奥ゆかしいクリトリスは萎縮し、引っ込んでしまいます。

最初は下着の上から触るぐらい慎重にワンクッション置いたほうが、適度な刺激になります。彼女がもう裸になっていて、直接触れるなら、包皮の上からが鉄則。根元を大きく揺さぶるように刺激します。少し膨らんできたら、クリトリスの上部(お腹側)に指をあて、全体を軽く引っ張りあげます。すると、亀頭の先端がチョコンと顔を出します。本当に恥ずかしがり屋なんですね。でも、ちょっとでも姿が見えれば、それで十分。先端ほどデリケートで、敏感だからです。ここをそっと触れさえすれば、彼女は快感に貫か
れます。

焦って強く触れ、彼女が「痛っ！」となると、再び感じるようになるまで時間がかかります。臆病なクリトリスには「急がば回れ」がいちばんなのです。